今回は、『ウルトラマン』などでおなじみの円谷プロダクションや、パチンコ機やパチスロ機の販売を行うフィールズなどを傘下に持つ円谷フィールズホールディングス(2767)に注目し、1年前に100株購入していた場合、配当金や株価変動でどのようなリターンが得られたかをシミュレーションしてみます。シミュレーションを通して投資の感覚を養っていきましょう!
目次
- 株式の取得日:2024年1月23日
- 1株当たりの取得価格:1,568円
- 購入株数:100株
- 合計購入金額:156,800円
- 評価日:2025年1月23日
円谷フィールズホールディングスの1株あたりの配当金は40円でした。
100株保有していた場合、以下の計算となります。
- 総配当金:40円 × 100株 = 4,000円
- 配当利回り:4,000円 ÷ 156,800円 × 100 = 2.55%
配当金は安定的な収入源として、投資家にとって重要なポイントです。株価変動のリスクを補う一方で、企業の配当方針が変わる可能性もあるため、注意が必要です。
1年間の円谷フィールズホールディングスの株価変動は以下の通りです。
- 株価(取得時):1,568円
- 株価(評価日):1,806円
- 株価変動額:1,806円 – 1,568円 = 238円
- 100株ベースの変動額:238円 × 100株 = 23,800円
- 株価変動によるリターン:23,800円 ÷ 156,800円 × 100 = 15%
株価変動は投資のリターンを大きく左右する要素です。業績や市場環境を分析することで、より良い投資判断ができるようになります。
現在、円谷フィールズホールディングスは株主優待を提供していません。
優待がある場合、リターン計算に含めることができますが、優待がない場合は配当金と株価変動によるリターンが主な収益源となります。
配当金と株価変動額を合計すると、1年間のトータル・リターンは以下の通りです。
- 配当金:4,000円
- 株価変動額:23,800円
- 合計リターン:4,000円 + 23,800円 = 27,800円
- トータルリターン:27,800円 ÷ 156,800円 × 100 = 17.55%
今回のシミュレーションでは、円谷フィールズホールディングスは市場平均を上回るリターンを生み出している結果となりました。
円谷フィールズホールディングスは、映像制作やパチンコ・パチスロ関連事業を中心に展開している企業です。
エンターテインメント業界の需要に影響を受けるため、景気敏感な側面もありますが、安定的な配当金と成長の余地がある企業として注目されています。特に以下の点が魅力です。
- 成長の可能性:新規映像技術やIP(知的財産)の活用で競争力を強化中。
- 配当の安定性:株主還元を重視している点は魅力的。
一方で、業績が市場環境に左右されやすい特性があるため、長期的な視野と分散投資を意識することが重要です。
バフェットの観点から
ウォーレン・バフェットは安定した収益を生む事業や、長期的に競争優位性を持つ企業を好みます。円谷フィールズホールディングスの配当利回りや安定した事業基盤は評価ポイントですが、景気敏感な事業特性がマイナス要素になる可能性があります。バフェットの基準では、より防御的な企業が好まれるでしょう。
ピーター・リンチの観点から
ピーター・リンチは、日常生活で消費者に馴染みがあり、成長が期待できる企業を好みます。円谷フィールズホールディングスのエンターテインメント事業やIP戦略は、成長株としてのポテンシャルを示しています。特に、業界特有の成長トレンドに注目することがポイントです。
円谷フィールズホールディングス(2767)は、配当金と株価変動を通じて着実なリターンを期待できる銘柄です。
ただし、景気敏感な側面があるため、投資家は慎重に市場環境を見極める必要があります。初心者にとっては、リスクを分散させたポートフォリオの一部として組み入れるのがおすすめです。

- 2級ファイナンシャルプランナー技能士として、投資をもっと身近に感じられるように分かりやすさ第一で発信します。