初心者の方にもわかりやすい株式投資の情報を配信しています。今回は、東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)に注目し、1年前に100株購入していた場合、配当金や株価変動でどのようなリターンが得られたのかをシミュレーションしてみましょう。投資感覚を身に着けるための参考にしてください!
目次
東京きらぼしフィナンシャルグループの年間配当金は1株あたり145円でした。もし100株を保有していた場合、配当金の合計は14,500円となり、3.21%のリターンが得られます。配当金は安定した収入源となり、投資家にとって重要な収益要素のひとつです。
- 株価確認日:2024年11月5日
- 1株あたりの配当金:145円
- 100株ベースの配当金:14,500円
- 配当金リターン:3.21%
この1年間で同社の株価は、取得価格4,515円から3,985円に下落しました。100株保有時の変動額は-53,000円で、リターンは-12%です。銀行業は景気の影響を受けやすく、経済環境や金利動向に左右されるため、投資家はこれらの要因に注目することが重要です。
- 株式の取得日:2023年11月2日
- 株式の取得価格:4,515円
- 1年後(2024年11月5日)の株価:3,985円
- 株価変動額:-530円
- 100株ベースの株価変動額:-53,000円
- 株価変動によるリターン:-12%
東京きらぼしフィナンシャルグループは、銀行サービスやデジタルギフト券のポイントサービスなどを提供しています。株主優待は100株以上の保有で受けられ、年1回、3月末に権利が確定します。これらの特典は、利回りには含まれないものの、長期保有のインセンティブとして注目されています。
- 優待内容:銀行金融サービス、デジタルギフト券ポイント
- 優待発生株数:100株
- 優待権利確定月:3月
- 権利確定日:月末
配当金と株価変動の合計リターンを考慮すると、東京きらぼしフィナンシャルグループの1年間のトータル・リターンは-8.79%でした。配当金と株主優待は安定的な収入源となり得ますが、株価の変動が投資家の利益に大きな影響を与えるため、各要素を把握して総合的な判断を行うことが重要です。
- 配当金と株価変動額の合計:-38,500円
- トータルリターン:-8.79%
東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)は、銀行業として安定した配当と優待の提供に強みがあり、配当利回りも魅力的です。しかし、金融業界は景気の影響を強く受けるため、経済環境の変化に左右されやすい点も忘れてはいけません。配当金や優待に魅力を感じる方も多いと思いますが、リスク管理を怠らずに、慎重な投資判断を心掛けましょう。
- 2級ファイナンシャルプランナー技能士として、投資をもっと身近に感じられるように分かりやすさ第一で発信します。