今回は、日本を代表する鉄鋼メーカーの1つであるJFEホールディングス(5411)に注目して、1年前に100株購入していた場合、配当金や株価変動でどのようなリターンとなったのか見ていきます。シミュレーションによって投資感覚を身に着けていきましょう。
目次
- 銘柄名:JFEホールディングス(証券コード:5411)
- 購入株数:100株
- 購入日:2024年2月2日
- 1株当たりの購入価格:2,327円
- 合計購入金額:232,700円
- 評価日:2025年2月4日
この前提条件を基に、1年間の配当金リターン、株価変動リターン、トータル・リターンを確認していきます。
JFEホールディングスの配当金は、1株当たり100円でした。 もし100株保有していた場合、総配当金は10,000円になります。 よって配当利回りとして4.3%のリターンを得ることができました。 配当金は安定的な収入源であり、投資家にとって重要なポイントのひとつです。
- 株価確認日:2025/2/4
- 1株当たりの配当金:100円
- 100株ベースの配当金:10,000円
- 配当金リターン:4.3%
JFEホールディングスの1年間の株価変動は、2,327円から1,777円まで変動しました。 つまり、551円下落し、-24%の損失となりました。 株価変動は、投資において最も重要な要素のひとつです。 投資家は、企業の業績や市場環境などを注視し、株価変動を正確に予測することが求められます。
- 株式の取得日:2024/2/2
- 株式の取得価格:2,327円
- 1年後(2025/2/4)の株価:1,777円
- 取得日からの株価変動額:-551円
- 100株ベースの株価変動額:-55,100円
- 株価変動によるリターン:-24%
JFEホールディングスでは、自社工場見学会 の株主優待があります。
- 優待発生株数:100株
- 優待権利確定月:3月
- 権利確定日:月末
以上の情報を合算すると、JFEホールディングスの1年間のトータル・リターンは、-19.7%の損失となります。 配当金と株主優待は、投資家にとって安定的な収入源であり、株価変動は、投資家の利益を左右する大きな要因となります。 それぞれの要素を把握し、トータル・リターンを算出することは、投資家にとって非常に重要です。
- 配当金と株価変動額合計:-45,050円
- トータルリターン:-19.7%
JFEホールディングスは、製鉄業界の主要企業の一角を担っています。ピーター・リンチの視点では、景気循環株として位置付けられ、鉄鋼業は景気変動の影響を大きく受ける業種のため、慎重な判断が求められます。
一方、バフェットは安定したキャッシュフローを重視するため、景気に左右されやすいJFEホールディングスのような企業には慎重なスタンスを取るでしょう。
JFEホールディングスは、配当利回りが比較的高い一方で、株価変動リスクが大きい点に注意が必要です。
- 安定した配当を求める投資家 にとっては、魅力的な選択肢になり得る
- 景気循環の影響を受けやすい ため、長期保有を考える場合は注意が必要
- 鉄鋼業界の動向や国際市況をチェックしながらの投資が求められる
ここまでJFEホールディングス(5411)についてシミュレーション結果を見ながら分析してきました。
2024年の取得価格と比較すると株価は下落しており、リターンはマイナスとなっていますが、高配当の魅力があります。鉄鋼業界は景気循環の影響を受けるため、長期的な視点で市場の動向を見極めることが重要です。投資を検討する際は、今後の鉄鋼需要や事業の収益性を確認しながら慎重に判断しましょう。

- 2級ファイナンシャルプランナー技能士として、投資をもっと身近に感じられるように分かりやすさ第一で発信します。