こんにちは!
KABUSCOREでは投資初心者の方々にもわかりやすく、銘柄ごとのリターンや市場動向を解説しています。今回はフレキシブルプリント基板で世界的シェアを誇るフジクラ(5803)に注目し、1年前に100株購入していた場合の配当金や株価変動によるリターンを見ていきます。シミュレーションを通して、投資の感覚を身に付けていきましょう!
目次
シミュレーションの前提条件
- 株式の取得日: 2023年10月18日
- 株式の取得価格: 1,178円
- 取得株数: 100株
- 合計取得価格: 117,800円
フジクラの配当金リターンはどのくらいか?
昨年度のフジクラ(5803)の配当金は、1株当たり55円でした。もし100株保有していた場合、総配当金は5,500円になります。配当利回りは4.67%です。株価の変動に左右されず、安定した収入源となる配当金は、長期投資を考えている方にとって大きなメリットです。
- 株価確認日: 2024年10月18日
- 1株当たりの配当金: 55円
- 100株ベースの配当金: 5,500円
- 配当金リターン: 4.67%
フジクラの1年間の株価変動は?
フジクラの株価は、1,178円から5,308円まで上昇しました。つまり、4,130円の株価上昇により、351%という驚異的なリターンを記録しました。株価変動は投資の中心的な要素であり、しっかりと企業の業績や市場環境を見極めることで、大きなリターンを得ることができます。
- 株式の取得価格: 1,178円
- 1年後(2024年10月18日)の株価: 5,308円
- 取得日からの株価変動額: 4,130円
- 100株ベースの株価変動額: 413,000円
- 株価変動によるリターン: 351%
株主優待情報
残念ながら、フジクラは現在株主優待を実施していません。しかし、株価の急上昇と高い配当金リターンを考慮すると、株主優待がなくても非常に魅力的な投資先となっています。
トータルリターンの計算
配当金と株価変動のリターンを合算すると、フジクラの1年間のトータルリターンは355.67%となります。驚異的な株価上昇が大きな要因ですが、配当金も着実にリターンに貢献しています。このトータルリターンは市場平均を大きく上回り、非常に高いリターンを誇っています。
- 配当金と株価変動額合計: 418,500円
- トータルリターン: 355.67%
まとめとコメント
フジクラ(5803)は、この1年で351%という驚異的な株価リターンを記録し、配当金リターンを加えるとトータル355.67%という素晴らしい結果となりました。株価が急上昇した背景には、エレクトロニクス事業の底堅い需要、生産性の改善や市場環境の変化があると考えられます。
このような大きなリターンが得られる銘柄は非常に魅力的ですが、一方で、株価が大きく上がり続けることにはリスクも伴います。市場の変動に対して慎重な判断をしつつ、今後の動向を注視していくことが大切です。長期的な視点で企業の成長を見据えた投資を行うことをお勧めします。
- 2級ファイナンシャルプランナー技能士として、投資をもっと身近に感じられるように分かりやすさ第一で発信します。