株式投資を始めたばかりの方に向けて、今回は「日本航空(9201)」を取り上げて銘柄の魅力を探っていきます。配当金、株価変動、株主優待、さらにトータル・リターンまでシミュレーションを通じて詳しく解説します。
果たして、日本航空はポートフォリオに加えるべき銘柄なのか? そして、著名投資家の観点からはどのように評価されるのか? 早速見ていきましょう。
目次
今回のシミュレーションでは、以下の条件を基に計算を行います。
- 購入日:2024年11月21日
- 評価日:2025年11月25日
- 購入株数:100株
- 1株あたり購入価格:2,390円
- 合計購入金額:239,000円
直近で日本航空の1株あたり配当金は86円でした。これに基づき、100株保有していた場合の配当金リターンを計算します。
- 1株あたりの配当金:86円
- 100株ベースの配当金:8,600円
- 配当利回り:3.6%
配当金は安定的な収入源であり、投資家にとって重要なポイントのひとつです。
日本航空の株価は、2024年11月21日時点の2,390円から2025年11月25日時点で2,903円まで上昇しました。これにより、株価変動リターンは以下の通りとなります。
- 株価取得価格:2,390円
- 1年後の株価:2,903円
- 株価変動額:513円(100株ベースで51,300円)
- 株価変動リターン:21%
株価変動は、投資において最も重要な要素のひとつです。投資家は、企業の業績や市場環境などを注視し、株価変動を正確に予測することが求められます。
日本航空では,100株以上の保有で株主優待航空割引券を受け取ることができます.
- 優待内容: 株主優待航空割引券
- 優待発生株: 100株
- 権利確定月: 3月,9月(確定日:月末)
配当金リターン(3.6%)、株価変動リターン(21%)を合算すると、日本航空の1年間のトータル・リターンは以下の通りです。
- 配当金リターン:8,600円
- 株価変動リターン:51,300円
- トータル・リターン:24.6%
- バフェットの視点:日本航空(9201)は、国内線ネットワークと国際線の拡大により、安定した収益基盤を確立しています。しかし、燃油価格の変動やパンデミックといった外部要因に業績が左右されやすい点が懸念されます。競争激化の中で、コスト削減とサービス向上による競争力維持が重要です。
- ピーター・リンチの視点:航空会社は一般消費者にも馴染み深く、利用状況から業績を推測しやすいビジネスモデルです。訪日外国人客の増加やインバウンド需要の回復による成長が期待できます。ただし、航空業界全体の動向や競合他社の戦略を常に把握し、JALが長期的な成長ストーリーを描けるかを見極める必要があります。
日本航空は、株主優待の航空割引券や配当金を提供しており、旅行好きの投資家には魅力的な銘柄です。しかし、航空業界特有のリスクや業績変動が懸念されます。安定的な配当収入を期待しつつも、株価変動リスクを理解した上で、ポートフォリオへの組み入れを検討する必要があります。
日本航空(9201)は、日本の代表的な航空会社としてのブランド力と安定した収益基盤を持つ一方で、外部環境に左右されやすいという課題があります。株主優待や配当が魅力的な銘柄といえるでしょう。
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